開業ドクター インタビュー
開業前の勤務先と同じビルで、自分のクリニックをオープン
むらさわ皮膚科・形成外科
(皮膚科・形成外科)
村澤章子先生
むらさわ皮膚科・形成外科は、2020年11月に神奈川県横須賀市に開院しました。
体表面のあらゆるトラブルに対処する、地域の皮膚科・形成外科として、JR横須賀線衣笠駅のすぐ近くのビルで診療を行っています。
コロナ感染拡大の中で決意した開業
なぜ開業をしようと思ったのですか?
尊敬する指導医の先生から、「自分のクリニックを持つことが医者のあるべき姿」と言う話をよく聞いていたので、将来は開業をしようと思っていました。
子供の中学受験も終わりましたし、医師としての経験も積んできたので、クリニックを開業するタイミングとしては良い時期に差し掛かっていました。
そんな中、コロナの感染が広がると、勤務していたクリニックから1ヶ月の休業を指示され、休業補償が出ないという状況になりました。
自分の仕事を自分でコントロールできないことに疑問を感じ、自分のクリニックを持とうと開業を決意しました。
開業についての情報は、どのように探したのでしょうか?
オクスアイさんのコンサルティングで開業した、大学時代の親友のアドバイスです。
信頼できる業者としてオクスアイさんを紹介してもらったので、一度話を聞いてみようと思い、問い合わせをしました。
他のコンサルティング会社にも相談はされたのですか?
他の会社には相談しませんでした。
まずはオクスアイさんに相談してみて、他の会社に相談するか考えようと思っていたんです。
オクスアイに開業のコンサルティングを頼もうと思ったのはなぜですか?
オクスアイ社長の金村さんが、第一印象で、できる方だと思ったからです。
例えば時間を無駄にしないこと、要点をついた話しかしないことなどから、とても信頼できると感じました。
一度お目にかかりお話しした後、オクスアイさんにお願いしようと決めました。
それに、フットワークが軽いのも好印象でした。
例えば開業物件の内見の予定をすぐに組んでくれたり、必要な事はすぐに手配してくれました。
以前の勤務先と同じビルで開業
開業の場所はどのようにして見つけたのでしょうか?
開業場所は勤務していたクリニックと同じビルです。
そうなんですか!?どのような経緯で決まったのでしょうか?
6年前から、皮膚科外来担当として、このビル(むらさわ皮膚科・形成外科が開業したビル)にある内科のクリニックに非常勤として働いていました。
ビルの別の階にテナントが空いていることは前から知っていましたし、このビル自体がそのクリニックの院長先生所有のビルなんです。
「皮膚科をやらないか?」とのお誘いは、実は以前から受けていました。
同じビルで開業できるということは、大きなメリットになりそうですね。
そうですね。
今まで勤務先で診ていた患者さんにとっては、私のクリニックに来られる場合でもビルの階が違うだけで、いつもと同じように来院することができるのは大きなメリットです。
それに、このクリニックの辺り(衣笠駅周辺)は高校生の時に通っていましたので、私にとっても慣れた場所です。
テナント料や様々な条件を踏まえて、この場所で開業して問題ないとオクスアイさんからもアドバイスをいただいたので、この場所に開業することに決めました。
開業準備期間中、勤務先やプライベートとの両立はできましたか?
問題なく両立することができました。
開業の1ヶ月くらい前まで勤務することができましたし、クリニックの工事なども順調に進みました。
自分の私生活を犠牲にすることもなく、開業準備を進めることができました。
オクスアイは先生のお役に立てたのでしょうか?
ほとんど全ての事をオクスアイさんにお任せしていたので、オクスアイさんにして良かったと心から思っています。
特に書類の作成等は、代行してくださって本当に助かりました。
コロナの状況も気にしつつ、順調な開業準備
開業する時期は最初から決めていたのですか?
クリニックを最短期間でオープンしたいと思っていたので、結果的に開業準備を始めてから5ヶ月後の、2020年の11月になりました。
クリニックについて、何かこだわった点はありますか?
使いやすさ、動線を意識しました。
こちらの希望を伝え、オクスアイさんに使いやすいクリニックを設計してもらえました。
また、コロナ感染症対策として飛沫防止パネルなども最初から入れています。
患者さんがなるべく安心して来院できるような環境にできればと思っていました。
求人はどうされたのですか?
オクスアイさんも求人のサポートはされていますが、職員の採用については、公募はしないと決めていました。
人柄を重視していたので、信頼できる人の紹介で選びました。
コロナ禍での開業について、不安はありませんでしたか?
消毒薬、マスク、手袋など、物品が手に入るか心配でしたね。
実際は、開業準備もスムーズに進みましたし、結果的に問題はありませんでした。
長く続けられるクリニックを
クリニックをオープンして、勤務医の時と何か変わったことはありますか?
家にいる時間が少なくなり、家事をする時間は少し減りましたね。
でもその分、自分がやっただけの報酬が得られるということは、喜びであり、やりがいを感じます。
大部分の患者さんは私に診てもらいたくて来て下さっていると思いますが、人から頼られる満足感というものは、なかなか得られるものではありません。
同時に、責任も感じています。
経営者としての重責から逃れられない、やるしか無いという気持ちは常にあります。
経営者として意識していることはありますか?
職員への気配りを欠かさないように意識しています。
声かけ、挨拶、差し入れなどはこまめにするようにしています。
開業後のオクスアイからのサポートはどうでしょうか?
開業してから困ったことがあまりないですが、何かあればキチンと対応してくださると思っています。
クリニックについて、今後の目標や課題がありましたら教えてください。
当面は患者さんを増やしたり、売上を伸ばすというよりも、赤字がでなければ良いと思っています。
健康に注意して長く続けたいと思っています。
現在開業を考えている先生方へアドバイスがありましたら、教えてください。
オクスアイさんに頼むと良いです。精神的ストレスなく、開業できます。
開業したいと思った時がその時なので、人生1度しかありませんから、いろいろ心配せずにチャレンジしてください。
インタビューに答えてくださったのは
むらさわ皮膚科・形成外科
神奈川県横須賀市に開業。
衣笠駅近く、それまで非常勤として勤務していたクリニックと同じビルに新規開業。地域の皮膚科・形成外科として活躍中。
- 所在地
- 神奈川県横須賀市
- 開業年月
- 2020年11月
- 科目
- 皮膚科・形成外科
- 開業の特徴
- 新規開業
- ホームページ
- むらさわ皮膚科・形成外科
コンサルタントより一言
ご開業おめでとう御座います。
コロナ禍の中での開業計画でしたので、特に感染対策を十分に配慮したクリニックの設計と内装が出来たと思います。
以前の勤務先と同じビル内で開業出来ましたので、今まで診ていた患者さんも安心して通院してもらえます。
これからも、地域の皮膚科・形成外科の専門医としてご活躍下さい。