経営難に遭いにくいクリニックの開業方法

経営難に遭いにくいクリニックの開業方法

クリニックを閉院させる主な理由は経営難です。クリニックを閉院する理由、開業後に患者が来ないクリニックの原因と対策、クリニックの資金がなくなって経営難に陥るパターン、患者が減少して経営難になるクリニックの原因と対策を解説します。

安定経営のために何が必要なのかを理解し地域に愛されるクリニックづくりを目指してください。

次の目次の内容で、経営難に遭いにくいクリニックの開業方法を解説いたします。

クリニックを開業しても閉院させてしまう理由とは?

クリニックを開業しても閉院させてしまう理由とは?

近年、都心では歯科だけでなく、いろいろな診療科目のクリニックが乱立し、淘汰の時代に入ってきているように思います。クリニックの新規開業を規制する動きも出てきました。

東京商工リサーチの調査「2024年上半期の『病院・クリニック』倒産は18件 過去20年で3番目、競合やコストアップが経営を圧迫」によると、2024年上半期での倒産件数が18件で、過去20年で3番目の数となったようです。

病院・クリニックの倒産理由として、熾烈な競争や経営者の高齢化、後継者不足、そしてコロナ禍後に上昇をたどる諸物価や人件費など、複合的な要因があります。

倒産しなかったとしても、経営難で閉院するケースや、さらに借金を重ねて経営を続けているクリニックを含めると、経営難に陥っているクリニックは相当数あると思われます。

クリニックを閉院させてしまう原因は、主に次の3つです。

  • ・経営難
  • ・後継者がいない
  • ・クリニック経営に疲れて勤務医に戻る

クリニックの経営が安定している状態とは、患者さんが多く来院してくれて、後継者が育ち、先生がクリニック経営に慣れている状態だと言えます。

この記事では、クリニックを閉院させてしまう主な3つの理由を解説いたします。これからクリニックを開業しようとお考えの先生は、この記事を最後までよくお読みになって、開業後の安定した経営のために何が必要なのかを理解して、安定経営を目指して地域に愛されるクリニックづくりを目指してください。

経営難に遭い閉院するパターン

経営難によるクリニックの閉院は、患者さんの数が少なくて、経営難に陥って閉院していくパターンです。経営難になるパターンは、クリニックを開業しても患者さんが増えないことが主な原因です。患者さんの数が増えて売上高が損益分岐点を超える前に資金難になったか、もしくは今まで繁盛していたクリニックだったものが、来院される患者さんの数が減ってきたかのどちらかです。

  1. 1.開業後に患者さんの数が増えなくて経営難になるパターン
  2. 2.資金がなくなってしまい経営難になるパターン
  3. 3.患者さんの数が減っていき経営難になるパターン

このようなパターンに陥ってしまう原因としては、事業計画の甘さや立地の悪さ、人口の変化の読みの甘さなど、いろいろなケースが見受けられます。

開業はテナントに入ることが一般的ですが、立地の良いテナントをすぐに見つけられるとは限りません。開業を焦ってしまい、立地の悪いところで開業して集患に失敗するケースもあります。また、良い立地であったとしてもテナント料が高くて、集患が十分にできるまでに資金難に陥ってしまうケースもあります。

こういった経営難に陥ることは、知識や経験があれば事前に察知できるものです。しかし、開業支援を依頼したコンサルタントの知識不足、経験不足が原因することが多くあります。開業コンサルタントによっては、クリニックを開業させることだけを考え、開業後のことはあまり考えていない人もいます。

先生の理想や立地のこと、競合クリニックの存在や人口分布、開業後の市場の変化など、あらゆることを考慮して事業計画を立ててくれるコンサルタントを選ぶことが大切です。

後継者がいなくて閉院するパターン

後継者がいないパターンは、先生がご高齢になられて引退しようと考えたときに、後継者がいないパターンです。

どのような医師もいずれは引退を考える

先生の医療技術がいかに優れていても、年齢には勝てないときが来ます。そのときはクリニックの規模を縮小させるか、誰か別の医師に経営を譲るかのどちらかになります。

先生のお体が持たないのであれば、患者さんに人気のクリニックであったとしても、後継者がいなければ閉院させてしまうしかありません。

閉院を考えたときに、ご子息が医師で、同じ診療科目を診ることができるのであれば、ご子息にクリニックを継承することもできます。しかし、ご子息が同じ診療科目の医師をされているかわかりませんし、ご子息が勤務医を続けたいと考えることもあります。

一般的な企業では、経営の跡取りを育てるためには、最低でも10年はかかると言われています。ですので、先生が「そろそろ引退したい」と考えてからでは、跡取りを育てることは遅いと言えます。できれば、先生が50代になったときには跡取りの候補が居る状態にしておきたいところです。

また、50代からクリニックを開業させようとされる先生は、閉院のことも視野に入れて事業計画を立てることが望ましいです。

クリニックの承継はうまくいかないことが多い

血縁の無い医師にM&Aでクリニックの売却を仲介する専門のコンサルタントもいますが、料金はとても高額になると聞きます。知り合いの医師に継承したとしても、トラブルになることが多いとも言われています。

とあるご高齢の医師が、ご自身で経営しているクリニックを意気投合した若手の先生に譲ろうとして雇ったところ、ご高齢の医師と若手の医師で意見が食い違ってしまい、「そろそろ経営を譲っても良い」と考えた矢先に、クリニックを去っていったケースもあります。そのケースでは、ご高齢の先生はクリニックの経営権を持っていて、医療にはあまり携わらずに給料と家賃といった収入が欲しかったのですが、若手の医師は経営権をすべて譲渡してもらって、ご高齢の医師には出ていってほしかったというものです。

クリニックの譲渡を受けたいと考えている医師は、すでに固定客となる患者さんがいて安定的に経営されているクリニックを継承することで、開業のリスクを減らしつつ自由に経営したいと考えています。ところが譲る側のご高齢の先生は、クリニックの経営を続けたいと考える人が多いです。

親子の継承でも、内装をリニューアルするかどうかでもめて、子供の医師が出ていってしまったケースもありました。

このように、クリニックの承継はトラブルになることが多いので、リスクの低い開業をお考えの方は、当社が推奨するミニマム開業をすることをおすすめします。ミニマム開業の詳細は、「ミニマム開業とは?メリット・デメリット」をご覧ください。

50代でクリニックを開業させたい場合

もし50代でクリニックを開業させたいとお考えの先生であれば、「自分一代で終わりにする」とか「M&Aの仲介コンサルタントにクリックの継承を依頼して、クリニックを承継したら医師を引退し、経営にも携わらない」といった具合に、閉院させることを考えて事業計画を立てることが大切だと思います。

そして、設備投資の大きなクリニックを開業するのではなく、小さめのミニマム開業をして、これからの人生を快適に過ごせるようなワークライフバランスを考えることも一つの方法です。

医師がクリニック経営に疲れて閉院するパターン

医師の中には、経営に疲れてしまって、「勤務医に戻りたい」と考えて閉院するパターンがあります。クリニックを開業した場合、クリニック経営のすべてを先生ご自身で責任を持たないといけません。医療以外の経営管理業務に忙殺されてしまうことで、「医療活動に専念したい」と考えるようになるパターンです。

こうした考えは、経営者としては無責任のように思えますが、個人経営のクリニックとは言え、経営者となるので一般の会社の社長と同じような仕事も入ってくるわけです。集患の問題、会計や資金繰りの問題、スタッフの人間関係の問題、患者さんからのクレームの問題など、クリニック経営に関する問題はたくさんあります。それらのすべてを先生お一人で経営判断をしていかなければいけません。

そのときに、経営相談ができる開業医の先輩や経営コンサルタントがいたら良いのですが、そういった人のアドバイスも、当てにならないこともあります。

先生が描く理想をきちんと聞いてくれる、経験豊富な開業コンサルタントに相談して開業しておけば、こうした経営の疲れは起きなかったかもしれません。

当社では、固定費を最小にして利益を最大化する「ミニマム開業」を推奨しています。少しずつクリニック経営に慣れていってから事業を拡大していくことをしていたら、経営に疲れることはありません。

開業を志す先生へのアドバイス

勤務医を辞めて開業を志す先生は、いろいろな理想と期待をお持ちのことと思います。今まで開業のご支援をさせていただいた先生方の開業理由はさまざまです。

  • ・子育てとキャリアを両立させたい
  • ・地元に戻って医療で貢献したい
  • ・勤務医での仕事に疲れてしまったので、のんびり仕事ができる環境を作りたい
  • ・クリニックを開業して、老後の居場所を作りたい

開業の目的はいろいろな理想と期待があって良いと思いますが、クリニックを開業した後の経営をしっかり考えて開業していただきたいと思います。

クリニックを開業するということは、会社の社長になることと同じことです。勤務医のときは、先生が医療活動に専念できるように、病院がお膳立てをしてくれていましたが、クリニックを開業させるとあらゆる業務をすべて先生が決めて行っていくことになります。

クリニックを開業させて経営を安定させることは、実は開業前にその成否が決まってしまうことがほとんどです。開業で失敗しないためのポイントは、次の3点です。

  • ・開業資金の一部を準備しておくこと
  • ・タイミングを待つこと
  • ・良きアドバイザー(コンサルタント)に出会うこと

開業資金の一部を準備しておくこと

クリニックを開業させるための資金や初期の運営資金は、基本的には銀行などの金融機関から借りて行います。お金が借りられるタイミングは、事業計画を立ててそれを提出してからになります。

事業計画が立てられるタイミングは、テナント物件が決まってからです。テナント物件の家賃や広さが判らないと、事業計画が立てられないからです。

そして、テナント物件を借りるためには、自己資金がないといけません。それは、自己資金があると良い物件を見つけたときに、すぐに契約することができるからです。良い物件は、他の開業を希望される医師も目をつけることが多いです。そうした場合に速やかに契約を進めて開業場所を確保するためにも自己資金が必要です。

自己資金の金額としては、500万円~1,000万円くらいの現金が用意できれば良いと思います。

タイミングを待つこと

開業する場所は、テナント物件を借りることが基本です。そのテナント物件の立地によっては、開業後の集患に大きく影響します。開業を焦って立地の悪いテナントに入居してしまうと、集患に苦しむことになります。

開業を決めたら空きテナントを探すことから始めますが、焦ってテナントを契約してしまわないようにしましょう。納得できる場所が見つかるまでは、開業のタイミングを待つことも大切です。

また、開業前に、開業後にご来院くださる患者さんを獲得しておくことも大切です。病院によっては、開業後の先生に患者さんを送ってくれるところもあります。もしお勤めの病院が、患者さんを紹介してくれない病院であれば、病診連携に積極的な病院に転職して開業を準備することもおすすめします。

開業を考えられたら、早めに前もっての準備や行動をすることが大切です。

良きアドバイザー(コンサルタント)に出会うこと

実は、開業コンサルタントの力量によって、開業そのものの成否だけでなく、開業後の成否も大きく左右されます。

クリニックの開業では資金調達と開業後の経営のために、事業計画を立てることが必要です。事業計画が絵にかいた餅にならないように、収益が得られるかどうかの判定は難しいです。クリニックの家賃や広さだけでなく、開業場所の立地条件、地域住民の人口構造、競合クリニックの存在など、いろいろな要素によって収益が変わってきます。

先生によっては夢が大きくて、いきなり大規模なクリニックを構想する方もいらっしゃいます。コンサルタントが未熟であれば、その構想をそのまま進めてしまい、後で先生が大きな借金で苦しむこともあります。先生が夢を描くことは大切ですが、開業コンサルタントはその夢を現実的な事業計画に落とし込んで開業を組み立てていくことが求められます。

しっかりと資金調達ができ、堅実な事業計画を提案できる開業コンサルタントに相談することが大切です。

また、開業コンサルタントの知識不足によって、入居したテナントで電源工事や防災工事などの追加工事で、大幅な追加料金がかかってしまうことがあります。開業コンサルタントを選ぶときは、立地を選んだり事業計画を立てたりするだけでなく、クリニックの内装工事の知識を持っていることも重要です。

まとめると、クリニックを開業するだけでなく、開業後の経営、クリニックの運営などについても、トータルでアドバイスができる開業コンサルタントに依頼することが、クリニックの開業を成功させる秘訣です。

当社の開業コンサルタントは、35年以上の実績があり、すべてのクリニックを黒字経営にさせてきた実績があります。当社は東京都を中心とした関東でのクリニック開業をお考えの先生の開業をご支援しています。

まずは、オンラインで無料相談ができ、クリニック開業成功のポイントを知ることができる「クリニック開業Webセミナー&個別相談会(無料)」をご利用ください。お早目のご連絡をお待ちしています。

開業後に患者が来ないクリニックの原因と対策

開業後に患者が来ないクリニックの原因と対策

クリニックを新規開業された先生は、希望にあふれつつも、最初は患者さんが少しずつしか増えないので、「経営は大丈夫かな?」とドキドキすることがほとんどです。最初の3ヶ月間は、売上高が損益分岐点に達していないことが多いので、資金が目減りしていくことを目の当たりにします。

当社が開業支援をした先生は、早ければ半年後、遅くとも10カ月程度したら黒字化して、先生から「黒字化しました!」との嬉しいご報告をいただいています。そして、ご支援させていただいたクリニックは、すべて黒字になっています。

さて、世の中のクリニックでは、そのように黒字化していくクリニックばかりではないことが現状です。患者さんが来なくて、開業してから1年後には撤退していくクリニックもあります。撤退の原因は、患者さんが来ないことによる赤字経営です。

開業後に患者さんが来ないパターンにはいくつかあり、主なパターンは次のものです。

  • ・開業場所の立地が悪い
  • ・競合クリニックが多い
  • ・クリニックの存在が認知されていない

この記事では、開業後に患者さんの数が増えなくて経営難になるパターンを解説します。これからクリニックを開業しようとお考えの先生は、この記事を最後までよくお読みになって、開業後の安定した経営のために何が必要なのかを理解して、安定経営を目指して地域に愛されるクリニックづくりを目指してください。

開業場所の立地が悪くて患者さんが来ないパターン

開業場所の立地は、開業してしまったら変更ができません。そのため、開業場所を決めることは、クリニック開業後の経営を大きく左右することになります。

いくら腕のよい医師でも、人が住んでいない場所にクリニックを開業してしまったら、来院してくれる人数は少なくなります。漫画やアニメなどで有名な手塚治虫の「ブラック・ジャック」では、誰も住んでいない海辺の崖の上に主人公が経営する診療所がありましたが、主人公が持つ特殊な医療技術が多くの人に認知されていたことや、法外な医療費を取っていたこともあって、経営がうまくいっていました。もちろん、日本国内では、ブラック・ジャックと同じようなクリニックは開業できませんが、周りに人が住んでいない場所での開業は現実的ではありません。

クリニックの開業場所の良し悪しは、診療科目によっても異なります。例えば昔は、産婦人科や泌尿器科などのクリニックは、少し路地に入った場所が良いとか、ビルの上位階が良いといったことが言われていましたが、今では繁華街や駅前などの便利な立地が最適です。また高齢の患者さんが多い内科クリニックでしたら、歩道に面した1階が良いです。小児科クリニックを開業するときは、子供の多い住宅地の近くを選ぶことが大切です。

クリニック開業の多くは、テナントビルに入居して行います。そのテナントビルは1階が良いのか2階でも良いのかは診療科目によって異なり、集患に大きな差が出ます。テナントビルに看板を設置できるかどうかも、集患にとって大切なポイントです。

そういったことから、開業場所として相応しいと思える場所を発見したら、周辺地域の人口構造や競合クリニックの状況などの調査を含め、開業コンサルタントに同行してもらって、現地確認することが大切です。

競合クリニックが多くて患者さんが来ないパターン

現在は、クリニックが乱立している時代です。そういった時代では、何か特色を出さないと患者さんが来てくれませんが、逆に専門性に特化して特色を出し過ぎてしまったら集患ができなくなるというジレンマも発生しています。

先生ご自身の専門分野でどのような特色を出し、どのような診療を行っていくのか、どのようにPRしていくのかは、立地を考える上でも大切なことです。その相談相手として開業コンサルタントがいますが、開業コンサルタントのアドバイスの良し悪しによっても、開業後の患者さんの数が左右されます。

次に、クリニックを開業させることだけを目的としたコンサルタントに相談して、とんでもない目に遭った先生の事例を2つご紹介します。

競合クリニックの目と鼻の先に開業して集患ができなかった事例

医師によっては、開業場所を安易に考える人もいます。ある先生が「この場所は、私と同じ診療科目で開業してうまく集患ができているクリニックがある。私も同じ場所に開業したら同じように集患ができるのに違いない」と安易に考え、競合クリニックの目と鼻の先に開業した医師がありました。もちろん、このパターンでは、開業後1年経過しても患者さんが来てくれなくて、競合クリニックの妨害もあり、経営難に陥りかけてしまいました。

基本的には、同じ診療科目の競合がいるところで新規開業することは避けた方が良いことは明白です。集患まで考えての開業をアドバイスしてくれるコンサルタントに相談していたら、何か特色を出したり、少し離れた場所で開業したりアドバイスをしていたはずです。

近くに同じ診療科目を同時に開業させたコンサルタントの事例

開業コンサルタントと名乗る医薬品メーカーの営業担当者に相談して、酷い目に遭った皮膚科の医師もいます。

医師が開業コンサルタントに「どこで開業したらいいのか?」と相談したところ、「この地区は皮膚科クリニックが無いから、この場所が良い」とアドバイスをしてもらって開業しました。

すると、自転車で5分ほどの場所に別の皮膚科クリニックがほぼ同時に開業してしまったのです。しかも、調べて見たら、その競合となる皮膚科クリニックの開業支援した人物が、自分を支援してくれた人物と同一人物だったのです。

相談した開業コンサルタントが、同時に2人の皮膚科の医師の開業支援をして、その2店舗を商圏が重なる近場で支援していたのです。本当に酷い話です。

このように、どのような開業コンサルタントに支援を依頼するのかによって、クリニックの経営が大きく左右されてしまうこともあります。

クリニックの存在が認知されなくて患者さんが来ないパターン

先生がいくら高い医療技術を持っていたとしても、前職でいくら患者さんから愛されている先生だったとしても、クリニックが認知されなければ、患者さんが来てくれることはありません。

開業場所を正しく選ぶことも、開業したクリニックが地域の人たちに認知してくれるかどうかが大切です。クリニックの認知は、まず看板です。地域の人たちに認知される場所に看板を出すことができるかが、開業場所の立地で大事なことです。

クリニックのPRの基本は立地と看板です。適切な立地と看板のアドバイスをしてくれる開業コンサルタントに相談しないと、集患に困ることになります。また、二次的になりますがホームページやSNSなどを活用してのPRも必要です。そういったPRを、どのようにしたら良いのかをアドバイスしてくれる、もしくはそういった専門家を紹介してくれる人脈の多いコンサルタントに支援を依頼した方が良いです。

クリニックのPR方法は、基本的に主たるPR方法は看板、副次的なPR方法はホームページやSNSなどです。チラシでの集患は、開業時に地域に周知していただく為に有効です。

開業後に患者が来ないクリニックの原因と対策として、立地がもっとも大事であることをご理解いただけたことと思います。また、立地が良くて患者さんがたくさん来てくれたとしても、経費が掛かり過ぎて経営が苦しくなるクリニックもあります。

これから勤務医を卒業して、クリニックを開業しようとお考えの先生は、ぜひ次の3つのキーワードを覚えておいてください。

  1. 1.立地条件
  2. 2.資金調達しやすい事業計画
  3. 3.開業のタイミング

先生の夢や理想を実現し、安定したクリニックを開業するなら、この3つがキーワードとなります。それぞれの解説は、当社の無料相談会でご説明しています。ベテランの開業コンサルタントが、30分~1時間無料でクリニック開業成功のポイントをアドバイスいたします。

まずは、オンラインで無料相談ができ、クリニック開業成功のポイントを知ることができる「クリニック開業Webセミナー&個別相談会(無料)」をご利用ください。患者さんがたくさん来てくれて、地域に喜ばれるクリニックを開業したい先生は、ぜひご相談ください。

クリニックの資金がなくなって経営難に陥るパターン

クリニックの資金がなくなって経営難に陥るパターン

クリニックが経営難に陥る原因は、多くが患者さんの数が少なくて、経費がまかなえなくなったときです。要するにクリニックを運営する資金がなくなっていくことで、資金繰りが悪化します。

資金がなくなって経営難になるパターンには、次の2つが主なものです。

  • ・開業後に患者さんが増えなくて経営難になる
  • ・突発的な出費で経営難になる

1つ目は、開業直後、早ければ半年ほどで資金難になるケースです。2つ目は、経営が安定しているクリニックであっても突発的な出費で経営難になるケースがあります。この2つのパターンについて解説いたします。

これからクリニックを開業しようとされている先生は、この2つのことを考慮した事業計画を立てることが大事です。もし、リスクの少ない安定経営を目指そうとされる堅実な事業計画を立てたいとお考えであれば、当社にご相談ください。

開業後に患者さんが増えなくて経営難になるパターン

クリニックを開業したばかりのときは、患者さんの数は少ないのですが、少しずつクリニックの運営に慣れて行って、患者さんが増えてきても対応できるように熟練していくことが大切です。いきなりたくさんの患者さんが来てしまったら、慣れていない先生やスタッフはパニックになってしまいます。

少しずつ業務に慣れていって、患者さんの満足度も上がっていって、売上も増えていきます。しかし、患者さんがある程度まで増えないと経営は赤字ですから、手持ちの現金を使って、赤字を補填していきます。

その後、患者さんから得られる診療報酬とクリニックでかかる費用が一致してきて損益分岐点を超え、黒字になって借金を返済し安定経営ができるようになります。

これはあくまでも一般的なパターンです。クリニックが黒字になる前に、手持ちの資金をすべて使い果たしてしまったら、クリニックは会社と同じように倒産してしまいます。倒産するクリニックの経営状況を見ていると、赤字になる直接の原因は集患が思ったほどできていないことです。

しかし、患者さんが増えたとしても資金を使い果たしてしまうこともあります。その理由としては、次の2つです。

  • ・テナント代、人件費などの固定費が高すぎたとき
  • ・事業計画が甘く、手持ちの運転資金を多く用意していなかったとき

テナント代、人件費などの固定費が高くて経営難

クリニック経営にかかる費用には、固定費と変動費に分けられます。固定費とは、患者さんの来院数に関わらず毎月かかる費用のことです。例えば、テナント代やスタッフの人件費、借入金の返済、光熱費、電子カルテやインターネット回線の使用料などが固定費になります。

変動費とは患者さんの来院数に応じてかかる費用です。例えば、医薬品や注射器、ガーゼなどの診療材料などです。患者さんがたくさん来院してきてくれたら、それだけ変動費が増えていきます。変動費は、患者さんを診たら、必要となる費用ですので、これが増えても診療報酬で回収できます。

利益は次の式で計算ができます。

利益 = 売上高-変動費-固定費 = 売上高×利益率-固定費

利益を最大化しようとしたら、もちろん、患者さんを1回診たときにかかる費用が低ければ低いほど、利益が多く得られますから、利益率の高さも大事な要素です。しかし、クリニック経営で最も問題となるのは固定費です。固定費は患者さんがゼロでもかかってしまう費用ですから、できれば少ない方が良いです。

開業しようとしている先生によっては、「あの医療機器を入れたい、この診療もできるようにしたい」ということでクリニックに大きなスペースが必要となり、テナント代が高くなってしまう先生がいます。

地域の人のためにいろいろな診療ができたら良いのですが、新規開業をして患者さんがいないうちから設備を整えて、広いクリニックを借りてしまったら、入ってくる売上よりも出ていく費用の方が多くなり、手持ちの運転資金がすぐに無くなってしまいます。開業直後はミニマムに始めて、患者さんのニーズに合わせて医療機器を整えていっても良いわけですから、患者さんの数が少ない最初のうちはできる限り設備投資やクリニックのスペースを小さく始めることが大切です。

開業コンサルタントによっては、「先生の夢を叶えてあげたい」ということで、後の経営のことを考えずに開業を支援する人もいます。開業後の経営のことまで考えてアドバイスしてくれる開業コンサルタントを選ぶべきでしょう。

事業計画が甘く、手持ちの運転資金を多く用意していなくて経営難

クリニックも企業と同様に手持ちの運転資金が無くなってしまったら倒産ですが、準備した資金の金額と患者さんの増え方によって、クリニックがいつ倒産するのか、それとも経営を軌道に乗せて黒字化していくのかを予想することができます。

ここで最も予想しにくいものが患者さんの増え方です。将来の患者さんの数が予想できたら、実際の経営に近い事業計画を立てることができます。事業計画は開業コンサルタントに相談して作成していくことになりますが、患者さんの数の予想は、診療科目と立地に大きく左右され、実際の経営に近い予想ができるかどうかは開業コンサルタントの経験によります。

経験の浅い開業コンサルタントに事業計画づくりを依頼すると、先生を喜ばせるために多くの患者さんで賑わい、たくさん儲かる事業計画になることが少なからずあります。ところが、実際に開業すると経営状況がとても厳しいものになってしまうこともよくあります。「開業コンサルタントに事業計画を立ててもらったのに、うまくいかない」と憤る先生もいらっしゃいますが、開業してしまったら後の祭りです。

クリニックの開業資金は、銀行や日本政策金融公庫などの金融機関から融資してもらって始めることが一般的です。資金調達をするためには、金融機関に事業計画を提出しなければなりません。その事業計画は、先ほどご説明したような、たくさん儲かるような内容でないと、借りられる金額が低くなってしまうことがあります。ですので、甘い事業計画になりやすいのです。

ですが、実際に経営をしてみたら甘い事業計画の通りにはいきません。コンサルタントの経験不足によって、想定外の突発的な出費が発生し、調達した開業資金が見る見る減っていった事例もあります。

事業計画の良し悪しによって、クリニックを安定経営に持っていけるかどうかが決まりますが、事業計画の良し悪しはコンサルタントの経験によって左右されます。

少しだけですが、事業計画を立てるノウハウをお教えしましょう。当社では、事業計画を立てるときは、資金調達のための事業計画と、現実に即した堅実な経営を意識した2種類の事業計画を作成します。資金調達では前者の事業計画を使って必要な資金調達をし、クリニックが開業したら後者の事業計画で堅実な運営していくのです。そうすることで、余裕を持って経営ができるようになります。

突発的な出費で経営難になるパターン

開業前のクリニックで突発的な出費が発生し、資金が目減りしてしまって、開業後に経営難になるケースがあります。また、経営が安定しているクリニックであっても、突発的な出費で経営難になるケースがあります。突発的な出費としては、例えば次のようなケースがあります。

  • ・クリニックの内装工事で大幅な追加工事が必要になった
  • ・クリニックの改装工事が必要になった
  • ・新しい医療機器を導入しないとやっていけなくなった
  • ・電子カルテなどの新しいシステムの導入が必要となった

クリニックの内装工事で大幅な追加工事が必要になった事例

当社が開業支援をしていて、事前に察知できたので大きなトラブルになる前に解決できた事例を2つご紹介します。

1つ目は、テナントビルにレントゲン用の高圧電源が無かった事例です。もしテナントビルと契約してしまった後であれば、高圧電源を設置する費用は、すべて先生持ちになります。場合によっては電源設備の入れ替えも必要になる可能性もあります。

2つ目は、テナントビルの消防用設備が、クリニックに対応していなかった事例です。テナントビルは一般的な消防用設備が設置されていますが、その設備ではクリニックを開院する許可が出ない場合もあります。

消防用設備はクリニックの院内に設置するものもありますが、クリニックが入居するテナントビル全体に設置すべきものもあります。その設備が整っていない場合は、ビル全体の消防用設備の追加工事を先生が負担しなければなりません。

開業準備中の先生が経験したお粗末な内装工事の見積もりの事例は、「クリニック内装工事の費用と相場は?」をご参照ください。

将来的にクリニックの改装工事が必要になる事例

当社のコンサルティング支援で、大きな出費を食い止めた事例をもう一つご紹介します。それは、内装工事業者を選ぶときに、「工事費の安さで選んだ」というケースです。このケースでは、数年後に大きなリフォーム工事が必要となり、想定以上の出費が出てしまいます。

とある先生からの「現在依頼している開業コンサルタントが信頼できない」とセカンドオピニオンとしてご相談をいただきました。現在契約中の開業コンサルタントが立てた事業計画や、開業コンサルタントの知り合いの内装工事業者からの見積の内容を確認したところ、かなりずさんな内容でした。

工事の見積もりは、確かに安かったので、「どこの費用を削っているのか?」と確認したところ、内部に埋め込まれて見ることができなくなる配管や建築設備の費用を削っていたのです。

先生には「この工事を進めてしまったら開業後にあちこち不具合が出る可能性があります。すると、内装をすべてリフォームし直しなので、多大な費用がかかります。」とアドバイスさせていただきました。

突発的な出費で経営難になりそうなときはすぐに資金調達を

突発的な出費で資金が足りないときは、銀行に事業計画を提出して資金調達します。資金調達をするときは、若干余裕を持って借りておくことが大事です。

また、場合によっては補助金や助成金が出ることもあります。補助金や助成金が出ると、資金の一部を政府や自治体が出してくれるので、クリニックの負担が軽減されます。そういった制度を調べておくことも大切です。

政府の方針などで、新しいシステムを導入したり、クリニックを改修工事しないといけなかったりする場合には、たいてい補助金や助成金が出ることが多く、また期限までに余裕のあることも多いです。普段からそういった情報を仕入れるための、会合やセミナーの参加、資料集めなどが大切です。

資金がなくなって経営難に陥るクリニックの経営パターンと題して、いろいろとノウハウや事例をご紹介いたしました。結局のところ、開業支援を依頼するコンサルタントの力量不足によって、甘い事業計画を立ててしまったり、突発的な出費を予想できなかったりしたことで、経営難に陥っていることが多々あります。

もし、現在開業準備中の先生で、相談中の開業コンサルタントが少し心配になってきたら、ぜひ当社のコンサルタントにご連絡ください。

オンラインで無料相談ができ、クリニック開業成功のポイントを知ることができる「クリニック開業Webセミナー&個別相談会(無料)」をお申込みいただければ、ベテランの開業コンサルタントが、30分~1時間無料でクリニック開業準備や事業計画の内容をアドバイスいたします。

開業した後に経営難で「失敗した!」と後悔する前に、お早目のご相談をお待ちしています。

患者が減少して経営難になるクリニックの原因と対策

患者が減少して経営難になるクリニックの原因と対策

クリニックが経営難に陥ったり倒産したりする理由は、患者さんの数が減少したために、クリニックの売上高が損益分岐点を下回ってしまうことです。内部留保していて手持ちの運転資金がたくさんあったり資金調達ができたりすれば、患者さんの数を回復させるための手立てが打てるかもしれませんが、運転資金が底をついてしまったらお手上げです。

クリニックにたくさんの患者さんが来てくれていたとしても、ある時から急に患者さんの数が減ってくることもあります。患者さんの数が減っていって経営難になるパターンは、主に次のようなパターンがあります。

  • ・地域の人口構造の変化
  • ・競合クリニックの出現
  • ・クリニックの医療技術の陳腐化

これら3つのパターンを解説するので、これから開業しようとお考えの先生は、開業前に作成する事業計画でどのようなことを考えないといけないのかを理解してください。また、以下にご説明することを考慮して、堅実な開業支援ができるコンサルタントに依頼することも大切です。

地域の人口構造の変化による患者減少

人口構造とは、クリニックの診療圏内にどのような年代層の人が住んでいるのか、どのようなニーズがあるのか、そういった近隣に住んでいる人の特徴の構造です。

地域に住んでいる人たちは、毎年年齢が1つずつ上がっていきます。すると、少しずつですが、今までの診療科目の需要が減っていき、今までとは異なる診療科目の需要が増えていくことがあります。

例えば、産婦人科クリニックを開業するとしましょう。クリニックの開業場所には、ニューファミリーの多い新興住宅の近くを選ぶことが多いと思います。しかし、子どもが生まれ育っていくと、次に小児科クリニックや歯科の需要が増えます。そのようにして最終的には、高齢者に対応する内科や在宅医療の需要が多くなります。

このように、地域の人口構造が変化していって、地域に必要とされる診療科目が変化していくと、当初はたくさんの患者さんで賑わっていたクリニックも、少しずつ患者さんが減ってしまうパターンもあるのです。

このような患者さんの増減パターンを考慮して開業場所を選び、地域住民のニーズが変化してきたときに、クリニックをどのように変化させていくのかを考慮しておくことも大切です。

競合クリニックの出現による患者減少

今現在、日本全国で歯科クリニックがたくさん存在し、コンビニの数よりも多いようです。都心では、精神科クリニックなどが増加している状況もあります。数が増えても経営が成り立ちやすい診療科目もありますが、そうでもない診療科目もあります。それは開業場所によっても異なります。

子供の多い地域であれば、小児科クリニックが2つくらいあっても良いと思いますが、子供が少なくなってきたら小児科クリニックが1つでも生き残りにくくなってきます。例えば、ある地域にギリギリ経営がまかなえている小児科クリニックが1つあったとして、その近くに別の小児科クリニックが参入してきたら、患者さんの取り合いになり、どちらか1つが倒産することになりかねません。

わざわざ同業の近くに開業しようとする先生もいる

クリニックの開業場所を探すことが集患にとってとても大切なことは、何度もお伝えしていますが、医師によってはご自身の診療科目と同じクリニックが近くにあるのにもかかわらず、その付近で開業しようとする人もいます。「競合クリニックが儲かっているように思うから、自分も儲かるのではないかと思った。」と安易な理由で開業場所を選ぶ先生もいます。

クリニックを開業したいと考えたら、開業コンサルタントに支援を依頼すると思います。依頼した開業コンサルタントが、開業させることだけを目的としている人だった場合、「そのような場所で開業してはいけません」とアドバイスしませんので、ご注意ください。

生き残るクリニックの要因

先ほどの小児科クリニックの例では、どちらか1つが生き残る可能性があるわけですが、どちらが生き残るのかは、さまざまな要因によって決まります。その要因は、次のようなものです。

  • ・クリニックの場所の目立ちやすさ
  • ・先生の人気
  • ・クリニックの認知度
  • ・SNSでの評判
  • ・クリニックの利用のしやすさ
  • ・資金繰りの良し悪し(固定費のレベル)

これらの総合点で勝っているところが生き残り、劣っている方が倒産します。

クリニック経営はコンビニ経営と似ている

このような競争は、コンビニの出店と似たようなところがあります。例えば、弱小のコンビニが1つあり、別の大手のコンビニが「その地域に需要がある」と見るとすぐに出店するわけです。先に出展していた弱小のコンビニは、大手のコンビニにお客様を取られて閉店せざるを得なくなってしまいます。幹線道路沿いのコンビニでは、駐車場が広いことが集客の条件になります。幹線道路沿いに駐車場の狭いコンビニを開いても、利用者が利用しにくいので、売上が伸びないはずです。

クリニックも同様です。経営に強いクリニックや利用しやすいクリニックが生き残っていきます。

例えばご自身がクリニックを経営していたとしましょう。その近くに新規参入してきたクリニックが、自分のクリニックと同じ診療科目であったとしても、顧客対象となる患者さんのニーズが異なっていたら共存も可能になります。皮膚科クリニックが2つあり、1つが保険診療専門、もう1つが美容などの自費診療専門であれば共存は可能となります。

出店してきた競合クリニックがどういったものなのか、出店してきた医師が何を考えているのか、地域の患者さんがどのように自院や競合のクリニック、先生のことを思っているのかなどを検討しながら、クリニックの運営方針を考えなければなりません。場合によっては、大幅な方針の転換も必要とされます。

地域の患者さんから求められるクリニックを目指すポイントは?

どちらにしても、地域の患者さんたちから求められるクリニックが残りやすいことは確かです。どうしたら地域の人たちから求められるクリニックになるのか。それは、先生の医療技術が的確であるということはもちろんですが、それに加えて先生の親しみやすさもポイントとなります。これからクリニックを開業しようとしている先生は、淡々と医療行為を行うだけでなく、患者さんとのコミュニケーションの方法を習得され、患者さんの話をよく聞いてあげられて、気遣いができるような診療を目指すことをおすすめします。

クリニックの医療技術の陳腐化による患者減少

クリニックの医療技術が陳腐化して、患者さんが減っていくパターンがあります。例えば、歯科クリニックでは今やインプラントが当たり前となりました。また、眼科クリニックではレーシック手術が当たり前のように行われるようになりました。

そういった新時代の医療技術が当たり前のように取り入れられている時代では、以前までの医療をしていたら、新しい患者さんを競合クリニックに取られていってしまいます。

新しい医療技術は、すぐさまそれが広がることはありません。本当に少しずつです。少しずつ広がっていって、「主流の医療技術になるかもしれない」と思われても、廃れていってしまうものもあります。新しい医療技術の導入は、学会などで情報を得ることから始めます。

新しい医療技術が普及してくる前に、どのような新しい医療技術が出現してきているのか、その医療技術は先生のクリニックに必要なことなのか、それを導入したらご自身のクリニックが地域にどのように貢献できるのかといったことを考えて、導入を検討していくことが大切です。

闇雲に新しい医療技術を取り入れて、固定費を増やしてしまったにも関わらず、患者さんが来なくて、クリニックを資金難にしてしまう可能性もあります。

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以上、経営難に遭いにくいクリニックの開業方法として、クリニックを閉院してしまう理由、開業後に患者が来ないクリニックの原因と対策、クリニックの資金がなくなって経営難に陥るパターン、患者が減少して経営難になるクリニックの原因と対策を解説いたしました。

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